ある朝。
4月のある朝。
仕事の合間にお手洗い休憩に行くついでに、
地下の子猫達の様子をちょこっと見に行くと‥‥。
えっ‥‥。
子猫のうちの1匹の三毛猫が、床に‥‥。
昨日まで、あんなに元気だったのに。
可愛い声でミャーって鳴いてたのに。
口から心臓が飛び出るほどにバクバク
しました。
そうです。免疫のあまりない子猫は
栄養不足等々もあり、突然死していたのです。
野良猫母さんも子猫の死を受け入れ難いようで、亡骸をずっと咥えたままどこかへ連れて行ってはまた元の場所に戻り毛繕いをしておりました。
夜19時を過ぎた頃には、死んだ子猫を諦めたのか、私がタオルを敷き詰めて用意した箱の中に
小さな小さな体がそうっと置かれていました。
仕事中も他のスタッフもなかなか涙が止まらず
大変でした。
三毛ちゃんはちっちゃかったけど、
頑張って生きたね。
次こそは皆で元気に走り回ろうね。