ちび猫 永遠君と芽癒ちゃんの成長記

野良猫母さんが産んだちび猫の成長記録。

そうと決まれば。

とうとうちび猫を、保護することになり

慌ただしく準備。


社長はため息をついたけど(うちにも会社にも

私と娘が保護した猫がいるので💦)、

ありがたいことにオッケーが出ました。


まずは使い捨てのプラ容器に猫砂を入れ、

トイレに。

毛布を敷き詰め、ペットボトルにお湯を入れ

タオルを巻いてあったかくしました。


さて、ミルクを作りますか。



地下の掃除。

翌日、社内の粗大ゴミを出すべく地下の

要らないものを分別していると、

か細い声でミャーと鳴きながら近づいてくる

小さな黒い影が2つ。


電球やら、鉄の棚やらの割と怪我する位の

ゴミの処分中に段ボール箱から飛び出して

くるものだから、

つい「こっち危ないからきなさんなよー。」

と注意。


可愛いー、でも危ないから来んといてー💦


そしてとうとう、決心。

助けよう‼️


これ以上猫は飼わん‼️って社長に

怒られるかもしれんけど。

家にも他の猫がいて、大変かもしれんけど。


もう見て見ぬふりは出来ず、今度こそ見守るだけにとどめようとしたけど。


手を伸ばしてしまった。

可愛いって罪だわ。


兎にも角にも保護の準備しなくちゃ。

ある朝。

4月のある朝。

仕事の合間にお手洗い休憩に行くついでに、

地下の子猫達の様子をちょこっと見に行くと‥‥。


えっ‥‥。


子猫のうちの1匹の三毛猫が、床に‥‥。


昨日まで、あんなに元気だったのに。

可愛い声でミャーって鳴いてたのに。


口から心臓が飛び出るほどにバクバク

しました。

そうです。免疫のあまりない子猫は

栄養不足等々もあり、突然死していたのです。


野良猫母さんも子猫の死を受け入れ難いようで、亡骸をずっと咥えたままどこかへ連れて行ってはまた元の場所に戻り毛繕いをしておりました。


夜19時を過ぎた頃には、死んだ子猫を諦めたのか、私がタオルを敷き詰めて用意した箱の中に

小さな小さな体がそうっと置かれていました。


仕事中も他のスタッフもなかなか涙が止まらず

大変でした。


三毛ちゃんはちっちゃかったけど、

頑張って生きたね。

次こそは皆で元気に走り回ろうね。